| ●耳より情報室 |
| 一般歯科―その2 歯牙移植ってなあに? | |||||||||
| 歯牙移植とは、不要な歯を抜いて違うところへ移植することで、自家歯牙移植と他家歯牙移植があります。他家歯牙移植は他人の歯を移植するため、免疫学的に問題があることと、治癒形態が骨癒着(アンキローシス)になるのでお勧めできません。 自家歯牙移植は、自分自身の役に立ってない歯を抜いて違うところへ移植する方法で、免疫学的に問題がなく、治癒形態がほとんど歯根膜付着といって普通の歯と同じように機能するのでお勧めできます。(抜歯後、保存して後に移植する場合は骨癒着になります。)今後、自家歯牙移植のことを歯牙移植と呼ぶことにします。 歯牙移植は、不要な親知らずの歯を保存不可能で抜歯になった他の場所に移植することがもっとも多いケースです。(症例1)(症例2)
時には、親知らず以外の不要な歯を移植出来ることもあります。(症例3) 正直なところインプラントを考える前に移植可能な歯があるのならば、たいへん有効な治療法と考えています。インプラントとの違いは自分の歯を再利用し、なによりも生理的(歯根膜付着)であること、治療期間が比較して短いこと(早ければ移植後2〜3カ月で機能)、費用がかなり安くすむこと(当クリニックでは移植費用は2万円)などがあげられます。 歯根未完成の歯牙(埋伏歯または智歯)を抜歯し、これを保存不適で抜歯したところに移植した場合(保険適応)は、多くの場合歯根膜付着し、さらにすごいことに歯の神経まで再生して歯根も完成します。したがって、この場合は根の治療をする必要がなく、冠をかぶせなくてもそのままで機能します。 |
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| (一般歯科担当 井尻博和) | |||||||||
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